
IWBI(International WELL Building Institute)は、ニューサウスウェールズ州議会における室内空気質(IAQ)に関する公聴会に参加した。
室内空気質の悪化は、世界的な公衆衛生上の危機であり、迅速かつ協調的な対応が求められている。人々は日常生活の約90%を屋内で過ごしており、室内空気は屋外と比較して3〜5倍汚染されている場合がある。このような環境は、呼吸器疾患や心血管疾患、認知機能の低下、さらには医療費の増加につながっている。特に慢性疾患や障害を持つ人々への影響が大きく、オーストラリアでは人口の約半数にのぼる。
IWBIは同州議会の調査に対して意見書を提出し、アジア太平洋地域責任者のJack Noonan氏が、上院ポートフォリオ委員会第2号(保健)において証言を行い、クリーンな室内空気の重要性について説明した。
同機関は州政府に対し、以下の施策を提言している。
- WELL Standardの空気質基準をベストプラクティスとして採用し、政府自らがリーダーシップを示すこと
- 民間の新築および大規模改修において、既存のIAQ基準を活用すること
- 公共インフラおよび公的資金によるプロジェクトにおいて、WELL戦略の導入を求めること
- 地域内600以上のプロジェクトをエビデンスとして活用すること
証言は以下の動画の1時間16分頃から確認できる。
https://www.youtube.com/watch?v=NsM2cyNSZ7o
IWBI記事 原文(2026年3月17日)

