Q&A(8) WELL資格・受験

8-1. WELLの資格取得方法について教えてください。

試験に合格するとWELL APの資格が得られます。
IWBIサイトの「Become a WELL AP」にてご自分のアカウントを作成(無料)後、WELL AP試験の申込みを行って受験してください。
詳細は「WELL AP Candidate Handbook」をご覧ください。
(2021年10月)

8-2. WELL APの資格試験の受験勉強に関して教えてください。

受験準備にはIWBIサイトから試験の対象範囲となるドキュメント(WELL Building Standardなど)を ダウンロードして学習することが必要です。
試験準備へのアドバイスは次のIWBIページが参考になります。
Get To Know The New WELL AP Exam 
また、GBESでの模擬試験を使っての学習も推奨されます。
GBES(教育プログラム会社)のサイト(英語)
(2021年10月)

8-3. WELLに関する過去のGBJセミナーが会員ページで閲覧・視聴できますが、WELLの具体的内容理解やWELL AP受験学習に役立ちますか?

WELLの概要理解の参考になると思います。なお、GBJセミナーは受験準備のために行われているわけではありません。また過去のセミナーの内容には、最新の試験対象のアップデート版と異なる場合があります。
(2019年12月)

8-4. 合格に向けての具体的勉強時間の目安はありますか。

受験勉強に必要な期間は人により異なり一概にはいえませんが、3ヶ月前から集中して学習したケースを多く聞きます。

8-5. WELL APの資格について、日本人の年間の受験者数と合格率を教えてください。

WELL AP資格試験に関しては、IWBIの委託を受けたGBCIが実施しておりますが、受験者数や合格率等の情報の情報はどちらからも開示されておりません。

8-6. WELL AP格試験はどこで受ける事ができ、どのように申し込みますか?

WELL APの資格試験は国内外の試験会場で受験可能です。
国内では東京都千代田区と大阪府北区の2ヶ所です (Prometric社WEBサイト情報、2023年5月現在)。
受験申込みはIWBIのサイトでアカウントを作成し、英語サイトでの登録完了後にプロメトリック社で「プロメトリックテストセンター」の受験可能な日時と会場を受験者が任意に選択し試験予約を行います。
Prometricの英語サイトへのリンクをクリックし、Locationをクリックすると、Search画面にたどり着き、検索が可能となります。 https://proscheduler.prometric.com/scheduling/searchAvailability
この画面でSelect a Test Sponsorの中から、International WELL Building Instituteを選択し、Select a TestでWELL APを選んで、右矢印で次に進むと場所と日付の入力画面となるので、Japanと入力すると「日本」が選択肢に出てくるので、「日本」を選択します。検索の開始日はカレンダーアイコンを押すと明日以降が選択できます。 右矢印で進むと、候補日が出てきます。

プロメトリックについては、日程が決まっているものではなく、随時受験できるものであり、プロメトリックの空き時間(空席)を探して登録してもらうものになっています。

8-7. WELLの資格試験は、どのように行われますか?

WELL AP試験は、試験実施会社の「プロメトリック」の試験会場のPCにて、オンライン方式で受験します。(LEED AP試験等と同様です。ある定められた日時に試験会場で一斉に受験する形式ではありません。)
150問3時間の解答選択方式試験で、終了後に直ちに合否(正解率)がPC画面に表示されます。
英語が基本です。2017年8月末から2021年9月初までは受験登録時の設定により日本語併記受験も可能でしたが、現在のv2準拠試験での日本語併記再開については未定です。
詳しくは、「WELL AP Candidate Handbook」(PDF)をご覧ください。 以下のWEBサイト
https://www.wellcertified.com/well-ap にあるリンクからダウンロードできます。
なお、関連情報として、以下も参照ください。
https://www.gbj.or.jp/well_japanese20170821/
(2021年10月)

8-8. WELL APの資格試験の受験者ハンドブックに受験毎年6 月15 日~ 6 月30 日の期間に試験のメンテナンスを行っていると書いてあります。メンテナンス後に内容を変更する可能性もありますか?

受験者ハンドブック (日本語版2017年7月更新) には、WELL AP 試験が実施されないメンテナンス期間(毎年 6 月 15 日~ 6 月 30 日)のことが記述されています。
正答率などにより試験問題の評価も行われ、問題の置き換えプロセスがメンテナンス期間に行われます。なお、その年の1月時点の正式版(Pilotではない)の最新版(前年Q4.Addendaなど)が試験の対象となります。
(2019年12月)

8-9. WELL AP資格の維持に必要なことを教えてください。

WELL APでもLEED APと同様に2年間で30 CE-hour (継続教育時間)の獲得が必須です。
以下のようなことを行ってIWBIに報告すると CE-hourを得られます。
・執筆(WELLに関する論文や記事:日本語でOK)
・教育受講(WELLに関する認定ウェビナーなどの受講)
・プロジェクト経験(WELL認証プロジェクトへの参加での実務経験)
・ボランティア活動(WELLの普及に関する自発的活動)
2年毎の更新時に更新登録費が掛かります。
詳しくは「WELL AP Candidate Handbook」をご覧ください。
(2019年12月)

8-10. WELLのコンサルティング業務するために資格が必要ですか?

コンサル資格は不要ですが、一定水準以上の専門知識を有していることを示す専門家資格としてWELL Accredited Professional (AP) があり、WELL コンサルタントは一般的にこの資格の保有者が多いと思います。受験のために満たすべき要件は無く、誰でも受験できます。

8-11. WELL APへの相談について:IWBIのホームページでも日本のWELL APが紹介されており、これらの方への相談は、一般的にプロジェクト登録後に可能となりますでしょうか。あるいは検討段階からご相談できるようなシステムでしょうか。

コンサルに相談を始めるタイミングとしては、通常はプロジェクト登録前になります。なお、必ずしもWELL APがWELL コンサルを業務として提供しているわけではないので個別確認が必要です。下記のGBJページにGBJ法人会員のコンサルタント会社を紹介しています。
https://www.gbj.or.jp/well/well-consultant-company/
(2019年12月)