WELL v2 認証システム

WELL  WELL Building StandardTM

 

WELL Building Standard v2は、2018年5月末にv1をパイロット版としてスタートしました。現在v1とv2パイロットはどちらとも選択できますが、いずれv2がパイロットから本格実施となる時、v1からv2へ完全移行すると考えられています。v1同様v2パイロットも、公益企業IWBI(International WELL Building Institute)が管理し、LEEDと同じく、GBCI(Green Building Certification Inc.)が第三者評価機関として案件の認証を行っています。

 

WELL Building Standard v2は全ての建物タイプで、一つの評価システムを使います。つまりv2においては、v1の①New and Existing Buildings(新築/既存建物版)と ②New and Existing Interiors (新築/既存インテリア版)は同一の評価システムとなり、テナントビルが使う ③Core & Shell(コア&シェル版)は、「WELL core」と名称が変わり、同じ評価システムを使うものの、テナントビルの特性を考慮した記述が付加されており、認証レベルの考え方も一部異なります。また、オフィスを主目的とするv1では、住宅や教育機関は別のパイロット版は設けられていたのに対して、v2では用途に関わらず、一つの評価システムが使われます。

 

WELL Building Standard v1では7つのコンセプトで構成され、評価項目100に加え、最大5点のイノベーションという構成でしたが、v2では10のコンセプトから構成され、それぞれのコンセプトの下に、中項目である「Feature」、その下に小項目である「Part」に分けられた要件があり、イノベーションは最大10点となりました。中項目である「Feature」はv1同様に必須項目と加点項目に分かれ、すべての必須項目である23 Feature、59Partを満たした上で、加点項目をどこまで獲得できるかで、認証取得の可否と認証レベルが決まります。

 

 

一般に、v2パイロットはv1よりも認証取得の入口ハードルは低いとは言われますが、プロセスは若干複雑です。前述のように10のコンセプトのもとに、加点項目94 Feature、166Partがあり、それぞれのPartに、達成度・重要度により1~3点の重みづけがなされ、Featureごとの上限(キャップ)を加味すると最大178点となります。ここから得点できそうな100点分を選択し、スコアカードを構成します。この100点にイノベーション項目最大10点を加えると最高可能得点(満点)が110点となります。このうち、80点以上がプラチナ、60点以上がゴールド、50点以上はシルバー、コア認証(テナントビル向け)だけは40点以上がブロンズ(または、Certified)として認証されます。また、10の各コンセプトにおいて、加点項目は最低2点(コア認証の場合は1点)取ることが必須とされます。また各コンセプトにおいて12点が上限となりますが、12点を超えた点数は、1Part1点としてイノベーション項目(上限10点)に加算することが可能です。

 

WELL v2認証レベルは、全必須項目を満たした上で、オプション項目80点以上:プラチナ、60~79点:ゴールド、50~59点:シルバー です。

WELL Coreプロジェクトのみ「WELL Bronze」認証あり:40~49点 (「WELL Certified Core」から改名)

 

 

 

 

WELL Building Standard v2(無料、日本語)は以下のURLからダウンロード可能です

https://resources.wellcertified.com/tools/well-building-standard-v2/

(2018年初期版)

 

2019年Q2版とするには以下のURLから「Japanese」をダウンロードし、修正部分を確認する必要があります。

最新版(2019Q4版)は英語の「WELL Addenda Q4 2019」をダウンロードする必要があります。

 

https://resources.wellcertified.com/tools/well-addenda-q2-2019/

 

 

WELL v1 認証システム

WELL v1 評価項目

WELL v2 評価項目