WELLリーダーボード2025に見る、企業のウェルビーイング推進の重点領域

 

WELLリーダーボードから見えた重点施策
IWBIが公表した2025年版WELLリーダーボードによると、先進企業が最も注力しているウェルビーイング分野は、「コミュニティ支援」「メンタルヘルス支援」「運動促進」の3領域です。これらの取り組みは、従業員の健康や生産性、レジリエンスの向上に大きく貢献しています。

 

コミュニティ支援:レジリエンス強化が重要
コミュニティ分野では、緊急時対応計画や事業継続計画(BCP)の整備、予防接種支援、傷病休暇制度の充実などが高く評価されています。フィリピンのKMC Communityは、複数のWELL認証を取得し、従業員や顧客、関係者から高い評価を得ています。

 

メンタルヘルス支援:働く人の心の健康を支える
メンタルヘルス分野では、メンタルヘルス教育や相談サービス、健康診断の提供などが広く導入されています。Deloitte U.S.では、心理支援サービスや介護休暇制度、健康増進のための補助制度などを通じて、従業員の心身の健康を支援しています。

 

運動促進:自然と身体を動かせる環境をつくる
運動促進分野では、人間工学に基づく職場環境の整備や運動機会の提供、ワークステーション利用支援などが進められています。欧州の不動産会社EDGEでは、目立つ階段や屋上の歩行ルートを設けるなど、建築設計を通じて日常的な身体活動を促進しています。

 

ウェルビーイングを組織運営の中核に据える
先進企業では、健康・安全・ウェルビーイングを個別の施策ではなく、組織運営や不動産戦略に組み込む動きが進んでいます。WELLの活用は、従業員満足度の向上だけでなく、企業価値や競争力の強化にもつながる取り組みとして注目されています。

 

 

IWBI記事 原文(2026年5月26日)

https://resources.wellcertified.com/articles/the-pulse-of-performance-how-can-your-organization-best-support-people-s-well-being-/

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