LEED クレジット概要リスト

この資料は、LEED BD+C v2009のNC(新築)とCS(コア&シェル)のクレジットの要件と点数について、USGBC発行の”LEED Reference Guide”と複数の理事より提供いただいた概要リストを参考にして、NC,CS-クレジット概要リストとしたものです。

 

一覧して全体像が理解できるための概要資料であり、主要な事項のみを取り上げています。
クレジットのすべての要件を網羅したものではありませんので、ご注意ください。

 

creditlist

 

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LEED クレジット概要リスト

LEED BD+C v2009 (NC,CS)のクレジット概要リストです

 

CREDIT
クレジット
NCCSTITLEタイトル趣旨(Intent)要求事項(Requirements)
☑:LEED認証の必須項目、□:当該クレジット取得の必須項目、○:当該クレジット取得の選択項目
基準となる法令・規則・参考資料等NC
配点
CS
配点
Design/
Const.
Exemplary日本における ACP
MPRMinimum Program Requirements最低限求められるプログラム要件最低限求められるプログラム要件①対象物は環境関連の法律に従っていること
②一以上の新築か大規模改修を含む、既存土地の定位置にある完成した建物であること(移動を前提としたものではないこと)
③明確な敷地境界を持つこと
④1,000ft2(93㎡)以上の延床面積があること
⑤FTE〈フルタイム換算した建物の使用者数〉が一人以上いること
⑥USGBC、GBCIに対して建物のエネルギーデータの共有化を許可すること
⑦敷地に対する延べ面積の割合が2%以上であること
Sustainable Sites持続可能な敷地2628
SSp1Construction Activity Pollution Prevention建設活動での汚染防止土壌流出・ 水路沈下・ 粉塵対策を行うことで建設行為による土壌汚染を低減する。☑2003年度EPA「Construction General Permit」またはローカルの同様条例・基準などの厳しい方に準じた土壌侵食及び堆積抑制計画(erosion and sedimentation control plan)の作成・実施・記録を行う。2003 年度 EPA 建設総合許可( U.S. Environmental Protection Agency Construction General Permit )--c
SSc1Site Selection敷地選定不適切な土地の開発を避ける。
敷地へおよぼす 環境影響を低減する。
環境を損なわず、生態系を脅かさないよう以下の条件を全て満たす場所に敷地選定をする。
□農地(Prime farmland)でない 
□再現周期100年間の洪水が無く、かつ洪水予想推移から1.5m以下の未開発地でない 
□絶滅危惧種の生息地域でない  
□湿地帯から30m以内でない 
□未開発の敷地で海、池や川などの水辺から15m以内でない 
□公園用の敷地ではない
- U.S. Department of Agriculture, United States Code of Federal Regulations Title 7, Vol. 6, Parts 400-699.
- Federal Emergency Management Agency, Definition of 100-year Flood.
- Endangered Species Lists
- National Marine Fishers Service, List of Endangered Marine Species.
- United States Code of Federal Regulations, 40CFR, Parts 230-233
11d
SSc2Development Density & Community Connectivity開発密度と
コミュニティの連係性
既存インフラの整備された都 市部へ開発を向けることにより、山野を保護し未開発地の生態系を保全する。既に開発された敷地において、以下のいずれかの条件を満たす。
○建設する建物を含み建物集積密度が最低でも60,000sf床面積/acre(13,800m2床面積/10,000m2)であること。
または、
○住宅地あるいは近隣街区の密度が10戸/acre(10戸/4,047m2)以上ある場所から半マイル(800m)以内にあり、且つ10件以上の商業・公共サービス施設(銀行、スーパーマーケット、病院など)があり、そこへ歩いて行ける。
55d
SSc3Brownfield Redevelopmentブラウンフィールドの再開発汚染された 敷地を再利用することにより、開発行為から未開発地を保護する。以下のいずれかの敷地を浄化措置を施した上で再開発を行う。
○土壌汚染調査 ASTM E1903-97 Phase2(サンプリングによる土壌・地下水等汚染調査)による評価で汚染土壌とみなされた土地。
または、
○国・自治体によりブラウンフィールド〈汚染土壌〉とみなされた敷地
- U.S. EPA, Definition of Brownfields
- ASTM E1527-05
- ASTM E 1903-97
-EPA Reg 40CFR part 763
11d
SSc4.1Alternative Transportation: Public Transportation Access代替交通手段:公共交通機関へのアクセス車利用による空気汚染を低減する。以下のいずれかの対応を行う。
○建物入口から徒歩での半径半マイル(800m)以内に鉄道、路面電車、地下鉄の駅やフェリー乗り場がある。
または
○建物入口から半径1/4マイル(400m)以内にバス停があり2つ以上のバス路線を利用できる。
または
○建物入口から半径1/4マイル(400m)以内に既存のライドシェアの乗り場があり、2つ以上のライドシェアが利用できる。
-66d
SSc4.2Alternative Transportation: Bicycle Storage & Changing Rooms代替交通手段:駐輪場および更衣室車利用による空気汚染を低減する。以下のいずれかの対応を行う。
○建物入口から200ヤード(180m)以内に建物ピーク使用者数の5%以上分の駐輪場を設置し、フルタイム換算した建物の使用者数(FTE)の0.5%分のシャワーおよびロッカールームを設置する。
または
○(住居用、アパート、マンション等では)住人の15%以上の駐輪場を設置する。
-12d
SSc4.3Alternative Transportation: Low-Emitting & Fuel-Efficient Vehicles代替交通手段:低排出ガスまたは低燃費車車利用による空気汚染を低減する。以下のいずれかの対応を行う。
○全駐車スペースの5%分を低排出、低燃費車優先スペースとして確保する。該当車に優先スペースが用意できない場合は駐車場料金を最低2年間20%割引く。駐車場の割引は該当車であれば5%を越えても全車に適用し、2年間以上は入口に掲示する。
または
○全駐車スペースの3%に対応する代替燃料スタンドを設置する(電気、天然ガスなど)。液体・気体燃料のスタンドには適切な排気設備を設けるか、外部に設置すること。
または
○フルタイム換算した建物の使用者数(FTE)の3%に低排出、低燃費車を提供し、当該車用の優先スペースを確保する。
または
○当該ビルの人に低排出、低燃費車のシェアリングプログラムを提供する。
-33d
SSc4.4Alternative Transportation: Parking Capacity
代替交通手段:許容駐車台数
代替交通手段:許容駐車台数車利用による空気汚染を低減する。・非住宅プロジェクトでは以下のいずれかの対応を行う。
 ○駐車台数がその地域の附置義務台数を満たすが超えないように計画し、5%を乗り合い優先(カープール、バンプール)のための駐車場とする。
 ○フルタイム換算した建物の使用者数(FTP)の5%以下の駐車台数とするプロジェクトの場合、駐車スペースの5%を乗り合い優先駐車場とする。優先駐車場を設置できない場合には当該車用の駐車場料金を20%割引く。駐車場の割引は該当車であれば5%を越えても全車に適用し、2年間以上は入口に掲示する。
 または
 ○新規の駐車スペースを設けない

・住宅プロジェクトでは
 ○ローカル附置義務台数を満足するが超えないよう計画する
 または
 ○新規の駐車スペースを設けない

・混合プロジェクトでは
 ○非住宅の面積が10%以下のプロジェクトでは住宅と同様、10%を超えるプロジェクトでは非住宅として扱う
 または
 ○新規の駐車スペースを設けない
Institute of Transportation Engineers, Parking Generation Study, 200322d
SSc5.1Site Development: Protect or Restore Habitat敷地開発:生物生息地の保護または復元既存の自然地域を保全し、生物生息地の提供と多様性の促進のための修復をおこなう。以下のいずれかの対応を行う。
○未開発地域の開発においては、以下の範囲を越えて工事をしない。
 ・建物の壁面線や駐車場の端から12m以内
 ・通路・駐車場、直径30センチ以内の給排水電気等設備布設配管の場所から3m以内、
 ・車路・トレンチの端からから4.5m以内、
 ・浸透性のある地業とした場所の端から8m以内
または
○既に開発された地域での工事の場合においては、
 ・建築面積を除いた敷地面積の50%、もしくは全敷地面積の20%以上のうち、いずれか大きい方の面積を緑化する。ただし植生はその地域の郷土種もしくは在来種とする。SSC.2を取得した場合には屋上緑化を上記面積に含めることができる。
-11c
SSc5.2Site Development, Maximize Open Space敷地開発:オープンスペースの最大化開発エリア内にオープンスペースを設けることで、生物多様性を促進させる。以下のいずれかの対応を行う。
○ローカルのオープンスペース基準に対して、基準の25%増しとして計画する。
または
○ローカルゾーニング基準がない(大学敷地などの)場合には建築面積と同等以上の緑化されたオープンスペースを計画する。
または
○用途規制はあるがオープンスペース基準がない場合は、敷地面積の20%以上を緑化されたオープンスペースとして計画する。
上記のいずれにおいても、SSc.2を取得する場合には屋上緑化やペデストリアンデッキをオープンスペースとしてカウントできる。
-11d
SSc6.1Stormwater Design: Quantity Control雨水流出計画:排出量管理 不透水性の敷地表面を減らして敷地での雨水浸透作用を促進し、敷地外への雨水流出を低減または排除することにより、自然水系への影響を抑制する。以下のいずれかの対応を行う。
○敷地雨水不浸透率が50%以下の場合、開発前の設計ピーク雨水流出量を超えないように計画する。
または
○敷地雨水不浸透率が50%を超える場合、開発前の設計ピーク時雨水流出量に対し25%削減するよう計画する。
(その他、詳細条件あり)
-11d
SSc6.2Stormwater Design: Quality Control雨水流出計画:水質管理敷地外へ流出する雨水の質を管理することにより、自然水系への影響を抑制する。□年間降雨量の90%を地中浸透やフィルタリングなどの土壌流出対策により処理を行って、TSS(全浮遊物質)の80%以上を削減する能力を有する対策とする。-11d
SSc7.1Heat Island Effect: Non-Roofヒートアイランド現象:屋根面以外微気候、人間、自然の動植物への影響を最小限にする為にヒートアイランド対策を行う。以下のいずれかの対応を行う。
○外構敷地面積の50%以上を次に示す対策(組み合わせも可)により覆う。
 ・樹木、
 ・太陽光発電パネル、
 ・SRI値29以上の材料、
 ・オープングリッド浸透性舗装
または
○駐車場の50%以上をSRI値29以上の屋根により覆うか、緑化屋根で覆うか、PV屋根で覆う。
- ASTM C1371-04a
- ASTM E903-96
- ASTM E1918-97
- ASTM C1549-04
11c
SSc7.2Heat Island Effect: Roofヒートアイランド現象:屋根面微気候、人間、自然の動植物への影響を最小限にする為にヒートアイランド対策を行う。以下のいずれかの対応を行う。
○急勾配の屋根はSRI値29以上、緩勾配の屋根についてはSRI値78以上の仕上げ材で屋根面積の75%以上を覆う計画とする
または
○屋根面積の50%以上を緑化して計画する
または
○上記2つの組み合わせ:(高SRI値屋根の面積/0.75)+(屋上緑化面積/0.5)≧屋根面積
設備機器・PV等置き場は屋根面積から除外する。
- ASTM E408-71
- ASTM E903-96
- ASTM E1918-97
- ASTM C1371-04
- ASTM C1549-04
11d
SSc8Light Pollution Reduction光害の低減建物・敷地からの越境照明を最小限にし、夜間の光の環境悪化を減少させる。室内照明は以下2つの内の一つを、外構照明は以下の全てを満たすこと。
・室内照明についていずれかの対応を行う。
 ○緊急性のないすべての窓側の照明を自動的にPM11:00からAM5:00の間は50%以下に絞る。(人感センサーや手動で点灯しなおすことは可能だが、点灯時間は30分以内とする)
 または
 ○緊急性のない窓に開閉式の遮光装置を設け、PM11:00からAM5:00の間は自動的に閉まり、窓から漏れる光を10%以下にする。

・外構照明について以下のすべての対応を行う。
 □ASHRAEのエネルギー基準に従った照明電力負荷密度以下で計画する
 □敷地境界での照度は、LZ1~LZ4に分かれた用途地域に応じた基準を満たす。
 □外構照明で水平以上の方向に向ける光量については用途地域毎に応じた制限がある
 (その他、詳細規定あり)
ASHRAE 90.1-2007
IESNA RP-33
11d
SSc9×Tenant Design & Construction Guidelinesテナント部分の
設計と施工のガイドライン
テナントが内装工事を行う上で、サステナブルデザインや工事について、ビルオーナーがテナントに対して教育を行う。下記の情報をテナントに展開する。図等を用いてわかりやすく説明する。
・プロジェクト全体におけるサステナブルな要素について説明し、テナントスペースにおけるゴールや目的を掲載する。
・LEED CIについての情報を掲載し、CI認証のためにCS認証の建物がどのように関連しているか説明する。
・サステナブルな設計手法、製品、材料、サービス等を含む推奨事項や例を載せる。
 (その他、詳細規定あり)
--1d
Water Efficiency水の効率的利用1010
WEp1Water Use Reduction
水使用量の削減
水使用量の削減建物内の水利用の効率を高め、公共の水道施設への負担を軽減する。☑節水型器具の採用や雨水・中水利用等により、LEEDで定められているベースラインと比較して上水利用を20%以上削減する。ベースラインは器具の使用回数等により計算する。ベースライン器具での水使用量は以下のとおり。(植栽用を除く)
・大便器 6Lit/回(1.6gpf)、小便器 4Lit/回(1.0gpf)、手洗い水栓 8.5Lit/分、シャワー 9.5Lit/分など(非住宅)
(その他、住宅用など詳細条件あり)
- EPAct of 1992
- EPAct of 2005
- IAPMO/American National Standards Institute UPC 1-2006
- International Code council, International Plumbing Code 2006
--d
WEc1Water Efficient Landscaping: ランドスケープでの水の効率的利用植栽への潅水目的で上水や自然の水の利用を制限する。以下のいずれかの対応を行う
○植物潅水のための上水使用量を夏季においてLEEDで定めたベースライン潅水使用量に対して植物種の選択や水再利用システムの採用などで50%以上削減する。(2点)
または
○植物潅水に上水不使用、または潅水を行わない植栽システムとする。(4点)
但し、初期の潅水期間はあっても良い。
-2-42-4d
WEc2Innovative Wastewater Technologies革新的な廃水処理技術再生水を製造して、上水の利用を減らし、地下水の水源を守る以下のいずれかの対応を行う。
○節水器具の採用、雨水利用・水再利用システムの採用などにより上水使用を50%削減する
または
○廃水の50%以上を高レベル浄化処理した後、敷地内で浸透または再利用する。
WEp1 と同じ22d
WEc3Water Use Reduction: 水使用量の削減更に建物内での水利用の効率を上げることにより、公共の水道施設への負担を減らす。WEp1と関連し、ベースライン水使用量と比較して、以下の上水削減率に応じて点数取得。
○30%で2点、
○35%で3点、
○40%で4点
WEp1 と同じ2-42-4d
Energy & Atmosphereエネルギーと大気3537
EAp1Fundamental Commissioning of the Building Energy Systems建物のエネルギーシステムに関する
基本的コミッショニング
エネルギー関連システム機器が、発注者 要求 書 (OPR) 、設計 根拠 書 (BOD) 、実施設計図に従って設置され、調整され、動作していることを検証する。
☑基本的なコミッショニングを行う。
コミッショニング責任者(CxA)を置く。計画・設計段階でOPR、BODを策定し、要求事項の達成方針と試運転計画を事前作成し、完成時の建物性能を検証する。CxAはOPR、BODの内容を確認し、コミッショニング計画書を策定し、設計・施工・運用がOPRで要求されている内容を満足しているかどうかを確認・検証し報告書を作成する。
※コミッショニングとは、設計・施工チームとは独立した立場の第3者が、建物が設計意図通りに施工・調整されているかを検証する活動のこと。コミッショニングの利点はエネルギー使用量削減、運用コストの低減、手戻りの削減、施設運用効率の向上など。
---c
EAp1 CxPの12ステップ
1.CxAの選定
2.OPRの作成、BODの作成
3.OPR、BODのレビュー
4.Cx計画書の作成と履行
5.設計図書にCx要求をいれ込む
(6.設計図書が半分完成する前までに設計レビューを行う)
(7.検証できるかどうか、施工者からの提出書類をレビューする)
8.設置状況の検証、システムの性能検証
(9.Cxシステムのためのシステムマニュアル作成)
(10.訓練が終了したことを確認する)
11.サマリーCx報告書の作成
(12.完成後10ヶ月の運用レビュー)
( )内は拡張コミッショニングプロセス
以下のコミッショニングプロセスがプロジェクトチームによって遂行されなければならない。
・コミッショニングプロセス(CxP)活動を指導、審査、監督するため、個人をCxAに指名すること。
・CxAは少なくとも2件の建築プロジェクトにおいて過去にCxAとしての経験があること。
・たとえCxAがその会社の従業員だとしても、業務はプロジェクトの設計や建設工事管理から独立していなければならない。
・CxAは、レビュー結果、所見、推奨を直接、オーナーに報告しなければならない。
・延床面積が50,000ft2(4,500㎡)未満のプロジェクトは、設計や建設チーム内で、必要な経験を持つ有資格者でも良い。
・オーナーは、自身の発注者要求書(OPR)を文書化する必要がある。設計チームは設計根拠書(BOD)を作成しなければならない。CxAは、明快性、完全性の観点から、これらの文書を審査しなければならない。オーナーと設計チームは各々の文書のアップデートに責任を持たなければならない。
・コミッショニングの要求事項を建設工事の文書にまとめ組み入れること。
・コミッショニングの計画を展開し完遂すること。
・システムが計画どおりに設置され稼働することを確認すること。
・コミッショニング報告書の要約を完成させること。
(基本、拡張コミッショニングプロセスの内容はレファレンスガイドにSTEP1~12として説明がある)
【最低限コミッショニングの対象となるシステムとは】
1.空調・換気、冷凍システム(機械式、パッシブ)および関連する制御一式。
2.照明および昼光制御一式
3.給湯システム一式
4.再生可能エネルギーシステム一式(例:風力、太陽光)
---c
EAp2Minimum Energy Performance最低限求められるエネルギー性能過剰なエネルギー使用による、環境的・経済的なインパクトを低減させるため、提案する建物とシステムについて最低レベルのエネルギー効率を確保する。☑ASHRAE 90.1-2007に定める年間シミュレーションの実施手順を遵守し、ASHRAE 90.1-2007ベースラインケースに対してエネルギーコスト(光熱費)を10%以上削減する。計算にあたってはベースラインケースと計画案(デザインケース)の2通りの年間シミュレーションを行い、両者のエネルギーコスト比較により評価する。(その他、詳細規定あり) ASHRAE 90.1-2007-d
EAp2ASHRAE Standard 90.1の建物・設備仕様で年間計算したベースラインモデルに対して各種省エネを組み込んだ当該建物の計画案モデルの年間エネルギーコスト削減率によって点数が決まる。
計算プログラムは米国内で認められたEnergyPlusやEnergyPro、TRNSYS、eQuestなど
【オプション1】建物全体のエネルギーシミュレーション
ベースライン建物に対し、新築建物は運用コスト評価において10%以上改善、既存建物の過半の改修案件については5%以上運用コスト改善を示すこと。ベースライン建物の性能評価では、建築全体のコンピューターシミュレーションモデルを使って、ANSI/ASHRAE/IESNA基準90.1-2007の仕様により計算し、計画案モデル(Proposed Model)の結果と比較する。基準90.1-2007(付録G)のエネルギー分析はエネルギーコスト全体を包含すること。
このクレジットでは設計提案が以下の基準を満たさなければならない。
・90.1-2007基準にある必須規定(5.4、6.4、7.4、8.4、9.4、10.4節)、またはUSGBCが同等と認めた規定に対応。(チェックリストあり)
・計算には建築計画内部および関連する全てのエネルギーコストを含むこと。
・規定のプロセスエネルギーコストは全消費エネルギーコストの25%以上必要。(25%未満の場合、プロセスエネルギーの入力が適正であることを示す文書提出が必要) 
・プロセスエネルギーとは事務用機器や一般的な様々な設備、コンピューター、エレベーター、エスカレーター、厨房での調理や冷蔵庫、洗濯や乾燥、照明であっても建築照明でないのもので医療器具一体型照明等や滝のポンプなどのエネルギーを指す。 
・プロセス以外のエネルギーとは、室内、ガレージ駐車場、地上駐車場、外壁、建物の敷地等の建築照明や暖房、換気、空間加熱、空間冷却、送風機、ポンプ、トイレ排気、駐車場の換気、厨房フード排気等のための空調、家庭用給湯や暖房用途を含む。
・プロセス負荷は、ベースラインモデルと計画案モデルの両方で同一とする。ただし、例外的な計算方法(ANSI/ASHRAE/IESNA Standard 90.1-2007 G2.5)またはUSGBCが認める方法に従ってもよい。
・プロセス負荷のエネルギー削減に関する説明文書には、ベースラインモデルと計画案モデルで両方とも同じ条件下での理論上または経験上の説明情報を含まなければならない。
一方、シミュレーションを行わないで、以下のデザインガイドに忠実に従うことでも可。(小規模ビル向け)
【オプション2】ASHRAE Advanced Energy Design Guide
【オプション3】Advanced Buildings Core Performance Guide
ASHRAE 90.1-2007--d
EAp3Fundamental Refrigerant Management基本的な冷媒管理オゾン層破壊を低減させる。☑すべての冷媒において、CFCを含む冷媒を用いない。(CFC-11、12、114、500、502(CFC115とHCFC22の混合物)などを排除。)U.S. EPA, Clean Air Act-d
EAc1Optimize Energy Performanceエネルギー 性能 の最適化基準値以上のエネルギー効率を達成させ、過剰なエネルギー消費による環境的・経済的なインパクトを低減する。【オプション1】 ビル全体シミュレーション
EAp2と関連し、ベースラインケースと計画案(デザインケース)とのエネルギーコスト(光熱費)比較を行い、削減率に応じてポイント取得。
○新築12%(改修 8%) 1点 ○新築14%(改修10%)  2点 ○新築16%(改修12%)  3点
○新築18%(改修14%) 4点 ○新築20%(改修16%)  5点 ○新築22%(改修18%)  6点
○新築24%(改修20%) 7点 ○新築26%(改修22%)  8点 ○新築28%(改修24%)  9点
○新築30%(改修26%) 10点 ○新築32%(改修28%) 11点 ○新築34%(改修30%) 12点
○新築36%(改修32%) 13点 ○新築38%(改修34%) 14点 ○新築40%(改修36%) 15点
○新築42%(改修38%) 16点 ○新築44%(改修40%) 17点 ○新築46%(改修42%) 18点
○新築48%(改修44%) 19点

【オプション2】ASHRAE Advanced Energy Design Guide     →1点
【オプション3】Advanced Buildings Core Performance Guide  →1-3点
- ASHRAE 90.1-2007
- ASHRAE Advanced Energy Design Guide
- New Building Institute, Advanced Buildings "Core Performance" Guide
1-193-21d
EAc2On-Site Renewable Energy
敷地内の再生可能エネルギー
敷地内の再生可能エネルギー再生可能なエネルギーの利用を促進し、化石燃料の消費による環境的・経済的な影響を減少させる。EAc1で計算したデザインケースのエネルギーコストに対して、敷地内に設置した再生可能エネルギーシステム(太陽光、太陽熱、風力、水力、バイオマスなど)による年間エネルギーコストの割合に応じて下記の通りポイント取得。
○再生可能エネ率 1%   1点   ○再生可能エネ率3% 2点    ○再生可能エネ率5%   3点
○再生可能エネ率 7%   4点   ○再生可能エネ率9% 5点    ○再生可能エネ率11%  6点
○再生可能エネ率13%   7点
ASHRAE 90.1-20071-74d
EAc3Enhanced Commissioning拡張コミッショニング設計初期段階よりコミッショニングプロセスを開始し、システムのパフォーマンス検証後に追加の活動を行う。EAp1と関連し、第三者CxAにより計画をレビュー、検証する。以下を全部満たす。
□CxAは設計が半分進むまでに、 尐 なくとも1回以上OPR、BOD、設計図書をレビュー確認する。
□CxAは施工者の提出書類をレビューし、その結果は設計チームと発注者に提出する。
□運転員のためにシステムマニュアル作成する。
□運転員と建物使用者への教育訓練が完了したことを確認する。
□建物完成後10ヶ月間は運転状況のレビューを行い、問題点解決にCxAが加わることを確約する。
(基本+拡張CxPを両方実施する場合にはCxAの第三者性が必須)
-22c
EAc4Enhanced Refrigerant Management冷媒管理の強化モントリオール議定書に従い、オゾン層破壊を低減させ、気候変動への影響を最小限に留める。以下のいずれかの対応を行う。
○冷媒を全く使用しない。
または
○オゾン層破壊係数(ODP)と地球温暖化係数(GWP)を使った指定計算式の値が基準以下となる。
(その他、詳細規定あり)
-22d
EAc5×Measurement & Verification測定と検証建物のエネルギー消費量について、継続的に説明責任を果たす。以下のいずれかの対応を行い、もし省エネが達成できていない場合には適切な対応を取る計画とする。
○IPMVP基準のオプションD(ビル全体シミュレーション)に従ってM&Vプラン(測定と検証計画書)を策定し、省エネ手法の効果をメソッド2(キャリブレーションしたモデルでの計算結果と実測結果を比較)で検証することを約束する(詳細規定/契約書等)。M&Vの実施期間は完成入居後、1年間以上必要。
または、
○IPMVP基準のオプションB(省エネ項目特定計測)に従ってM&Vプラン(測定と検証計画書)を策定し、省エネ手法の効果を検証することを約束する(詳細規定/契約書等)。M&Vの実施期間は完成入居後、1年間以上必要。
または、
○ポートフォーリオマネージャーにエネルギー、水消費データを入れ、USGBCとデータをシェアする。(1点)
IPMVP (International Performance Measurement and Verification Protocol)   Volume III: Concepts and Options for Determining Energy Savings in New Construction, April 20033-d
EAc5.1×Measurement & Verification: Base Building測定と検証:ベースビル建物のエネルギー消費量について、継続的に説明責任を果たす。以下のいずれかの対応を行う。
○IPMVP基準のオプションD(ビル全体シミュレーション)に従ってM&Vプラン(測定と検証計画書)を策定し、省エネ手法の効果をメソッド2(キャリブレーションしたモデルでの計算結果と実測結果を比較)で検証することを約束する(詳細規定/契約書等)。M&Vの実施期間は完成入居後、1年間以上必要。
または、
○IPMVP基準のオプションB(省エネ項目特定計測)に従ってM&Vプラン(測定と検証計画書)を策定し、省エネ手法の効果を検証することを約束する(詳細規定/契約書等)。M&Vの実施期間は完成入居後、1年間以上必要。
または、
○ポートフォーリオマネージャーにエネルギー、水消費データを入れ、USGBCとデータをシェアする。(1点)
IPMVP (International Performance Measurement and Verification Protocol)   Volume III: Concepts and Options for Determining Energy Savings in New Construction, April 2003-3d
EAc5.2×Measurement & Verification: Tenant Space測定と検証:テナントスペース建物のエネルギー消費量について、継続的に説明責任を果たす。LEED CS EAc3:測定と検証の規定に合うように、テナントエリアにおけるM&Vプラン(測定と検証計画書)を策定する。省エネ手法の効果を検証できるように、テナント入居時に後でサブメータをつけて中央監視から「見える化」できるように計画する。省エネを達成できない場合には適切な対応を取る計画とする。-3d
EAc6Green Powerグリーン電力再利用可能エネルギー技術の進歩や使用を促進する。□年間電力使用量の35%以上の電力をグリーン電力でまかなう。グリーン電力(証書)の購入は最低でも2年間継続することを証明するものが必要。
 年間電力使用量の算定には、以下のいずれかとする。
 ○EAc1の計算結果から決める。
 または
 ○米国DOEのCommercial Buildings Energy Consumption Survey database データベースから決める。
Green-e Product Certification Requirements22c
Materials and Resources材料と資源1413
MRp1Storage & Collection of Recyclablesリサイクル可能資源の収集と保管建物使用者に より出され処理場へ運搬・埋立てられるゴミの量の低減を促進する☑建物使用時のごみの分別回収が可能なように、ゴミ置き場を計画する。古紙、ダンボール、ガラス、プラスチック、金属などを含むビル全体としてのリサイクル集積専用スペースおよび各階に分別ゴミ箱を用意。---d
MRc1.1 (NC)
MRc1 (CS)
Building Reuse: Maintain Existing Walls, Floors & Roof建物のリユース:既存壁、床、屋根の維持利用既存建物の躯体再利用により、その利用可能年数を延ばし、 廃棄物を減らし、新規部材の製造や運搬等における環境への影響を減らす。既存建物の構造体および外壁、床、屋根の構造体を再利用する割合に応じてポイントを取得する。(面積基準)
○55%  1点             
○75%  2点          
○95%  3点
但し、新築建物の床面積が既存部分の2倍以上(NC)、または6倍以上(CS)ある場合には本クレジットは適用外。
-1-35c
MRc1.2×Building Reuse: Maintain Interior Nonstructural Elements建物のリユース:非構造部材の維持利用既存建物の 内装材(非構造体)再利用により、その利用可能年数を延ばし、廃棄物を減らし、新規部材の製造や運搬等における環境への影響を減らす。□既存建物の非構造体部分の内装材(内装の壁、ドア、床仕上げ材、天井材など)を50%以上再利用する。(面積基準)
但し、新築建物の床面積が既存部分の2倍以上ある場合には本クレジットは適用外。
-1-c
MRc2Construction Waste Management建設廃棄物管理建設中に排出されて、ゴミ捨て場 や焼却施設へ運搬・処理されるゴミの量を減らすことを促進する。建設工事廃棄物マネジメントプランの策定と実践を行う。建設工事中に発生する廃棄物を分別回収し、リサイクルに回す割合に応じてポイントを取得する。(重量または容積基準:但し、この選択はプロジェクトで一貫性必要)
○50%   1点
○75%   2点
-1-21-2c
MRc3Materials Reuse材料の再利用材料の再利用により、新材料の需要と廃棄物を減らし、新材料を製造する際の環境への負荷を低減する。全建材コストに占める再利用建材コストの割合に応じてポイントを取得する。
○5%   1点
○10%   2点
但し、 エレベータや機器、空調照明給排水機器などは含まない。建物に恒久的に備わるものが対象。
-1-21c
MRc4Recycled Contentリサイクル材含有率リサイクル建材の使用により、新材料を製造する際の環境への負荷を低減する。リサイクル建材を使用し、全建材のコストに占めるリサイクル材の割合に応じてポイントを取得する。(コスト基準)リサイクル100%建材でない場合、リサイクル材含有率を乗じたコストを計上する。
○10%   1点
○20%   2点
但し、postconsumer content(使用後リサイクル材)は1倍、preconsumer content(製造過程で排出されたリサイクル材)は0.5倍としてカウントする。
但し、 エレベータや機器、空調照明給排水機器などは含まない。建物に恒久的に備わるものが対象。
ISO (International Organization for Standardization)1-21-2c
MRc5Regional Materials地域材料地場産材の利用を促進し、輸送による環境負荷を低減する。建設敷地から800km(500マイル)以内で原材料採取から生産まで行われた建材(地域材料、地場産材)を使用し、全建材コストに占める地域材料の割合に応じてポイントを取得する。
○10%   1点
○20%   2点
但し、 エレベータや機器、空調照明給排水機器などは含まない。建物に恒久的に備わるものが対象。
(各種輸送方法の重みづけなど、他に詳細規定あり)
-1-21-2c
MRc6×Rapidly Renewable Materials短期再生可能材料短期間で再生可能な材料の使用により、有限原料・長周期再生材料の使用および消耗を低減する全建材コストに占める短期再生可能材料コストの割合に応じてポイントを取得する。 
(短期再生可能材料とは、一般的に10年またはそれより短いサイクルで収穫される農産物から作られる材料を指す。)
□2.5%  1点
例として、竹製の床材や合板などがある。
-1-c
MRc7Certified Wood認証木材自然環境破壊につながる森林伐採を抑制し、環境影響について責任ある森林管理を促進する。木質系建材全体コストに占めるFSC認証木材コストの割合に応じてポイントを取得する。
FSC(Forest Stewardship Council)とは、持続可能な管理を行っている森林から伐採された木材であることを証明する国際的な認証機関。
□50%   1点
基本的には建物に恒久的に備わるものを対象とする。但し、型枠、足場などの木材も計算に入れることは可能とするが、当該建物だけに一回だけ計算に含めることができる。
家具も含むことができるが、家具を入れるならMRc3-MRc7通して一貫性が必要。
Forest Stewardship Council Principles and Criteria11c
Indoor Environmental Quality室内環境品質1512
IEQp1Minimum IAQ Performance最低限求められる室内空気質性能最低レベルの室内空気質( IAQ: Indoor air quality) を確保し、建物内の室内環境を向上させ、建物入居者の快適性を改善する。・機械換気をする部屋の場合
☑ASHRAE Std. 62.1-2007に定められた換気評価方法に従い、換気システムにおける最低要求事項、換気量を満たす。ローカルでも同様の基準がある場合には厳しい方の条件も満たすこと。(別にヨーロッパ基準での規定もあり)
・自然換気をする部屋の場合
☑ASHRAE Std. 62.1-2007のParagraph 5.1に規定の方法に従う。(別にヨーロッパ基準での規定もあり)
ASHRAE62.1-2007--d
IEQp2Environmental Tobacco Smoke Control環境中のタバコ煙の管理建物入居者、内装、換気システムが間接喫煙により影響を受けることを防ぐ、あるいは最低限に抑える。☑以下のいずれかの対応を行う。
○建物内全館禁煙とし、屋外喫煙所は出入り口、給気口、開閉式窓などから最低25フィート(8m)以上離れた場所にする。
または
○指定箇所以外での喫煙を禁止する。屋外に設ける場合は出入り口、給気口、開閉式窓などから最低25フィート(8m)以上離れた場所に設置する。建物内に設置する場合には、排気は独立した系統で直接外に排出し、負圧にしてドアなどから隣接スペースに煙や臭いの漏れがないよう計画する。(詳細な測定データの取り方規定やパーティション建込の規定があり、その基準を満たすことを示す)
その他、住宅・ホテル案件用にも詳細規定あり。
- ANSI 779-03
- Residential Manual for Compliance with California's 2001
--d
IEQc1Outdoor Air Delivery Monitoring外気供給 モニタリング入居者の快適性と健康を促進するため、換気量のモニタリングを行う。□換気システムが最低必要条件を満たしているかどうかを知るための恒久的なモニタリングシステムを機器側に設置し、換気量またはCO2濃度が既定値より10%以上乖離した場合に警報、ディスプレイ等で知らせる。
その上で、さらに
・機械換気する部屋においては
□25人/1000Ft2(0.26人/m2)以上の人員密度のスペースの全てに床から3~6ft(1~2m)の間にCO2センサーを設置する。それより人員密度が低くてもIEQp1計算の換気量20%以上を供給する部屋用の換気システムには精度が設計風量の±15%以内の風量計測器を設置する。
・自然換気する部屋においては
□全ての自然換気居室に床から3~6ft(1~2m)の間にCO2センサーを設置する。
ASHRAE62.1-200711d
IEQc2Increased Ventilation換気効率の向上入居者の快適性、健康、生産性を向上させる為に、さらに外気を取入れ室内の空気環境を向上させる。□IEQp1と関連し、機械換気する部屋においてはASHRAE62.1-2007に定められた最低要求事項の30%以上増量の換気量を全ての部屋で満たす。
(その他、米国以外や自然換気の場合等に対する詳細規定あり)
- ASHRAE62.1-2007
- CIBSE Applications Manual 10-2005
11d
IEQc3.1 (NC)
IEQc3 (CS)
Construction IAQ Management Plan: During Construction建設段階における室内空気質管理計画:施工中工事による室内空気環境の問題を減らし、工事作業員と建物入居者の快適性と健康を促進する。□施工中のIEQ管理計画を策定し、実施する。建設中の作業員への影響を考慮して以下の対策を講じる。
・SMACNA(米国ダクト工業会)の作業基準に従う。(塗装作業時の対応、養生の方法など)
・もし、本設用の空調機を工事中に使う場合には、中性能フィルター(MERV 8)をすべてのレタン制気口に設置し、入居前に全部入れ替える。
・現場で保管する建材が湿気を吸収しないよう養生する。
- SMACNA IAQ Guidelines
- ASRAE 52.2-1999
11c
IEQc3.2×Construction IAQ Management Plan: Before Occupancy建設段階における室内空気質管理計画:入居前工事による室内空気環境の問題を減らし、工事作業員と建物入居者の快適性と健康を促進する。以下のいずれかの対応を行う
○内装工事完了後、フィルタを全部新品にして入居までにフラッシュアウト(14,000cf/sf:4,500m3/m2)を行う。
または
○入居前に最低でも3,500cf/sf:1,000m3/m2までフラッシュアウトを行い、入居後は建物使用時間の3時間前から0.3cf/min:0.1m3/min以上またはIEQp1の必要換気量での外気量換気を行い、累積で14,000cf/sfになるまでそれを継続する。
または
○規定方法で室内空気環境テスト(VOC濃度などの測定)を行い、基準以下であることを示す。
(その他、詳細規定あり。)
U.S. EPA, Compendium of Methods for the Determination of Air Pollutants in Indoor Air1-c
IEQc4.1Low-Emitting Materials: Adhesives & Sealants低放散材料:接着剤・シーリング材入居者の快適性や健康にとって有害な室内空気汚染を低減する。□室内で使用するすべての接着剤・シーリング材について、米国のVOC基準(SCAQMD)を満たす。噴霧式接着剤はGreen Seal Standard for Commercial Adhesives GS-36の条件を満たす。
(SCAQMD:South Coast Air Quality Management District)
- South Coast Air Quality Management District (SCAQMD) Rule #1168
- Green Seal Standard for Commercial Adhesives GS-36
11c
IEQc4.2Low-Emitting Materials: Paints & Coatings低放散材料:塗装・コーティング材入居者の快適性や健康にとって有害な室内空気汚染を低減する。□室内で使用するすべての塗装・コーティング材について、米国のVOC基準(Green Seal Standard, SCAQMD)を満たす。
(その他、詳細規定あり。)
- Green Seal Standard GS-11
- Green Seal Standard GC-03
- SCAQMD, Rule 1113
11c
IEQc4.3Low-Emitting Materials: Carpet Systems低放散材料:カーペット・床材入居者の快適性や健康にとって有害な室内空気汚染を低減する。□室内で使用するすべてのカーペット、カーペット接着剤、床材および下地材について、米国のVOC基準(Green Label Plus, Floor Score, SCAQMD)を満たす。
(その他、詳細規定あり。)
- CRI Green Label Plus
- SCAQMD, Rule 1168
- SCAQMD, Rule 1113
- FloorScore Program
- California Department of Health Services Standard   (CDPH)
- State of California Standard 1350
11c
IEQc4.4Low-Emitting Materials: Composite Wood &
Agrifiber Products
低放散材料:複合木材・アグリファイバー製品入居者の快適性や健康にとって有害な室内空気汚染を低減する。□室内で使用するすべての木合板・木集成材について、ユリアホルムアルデヒドを含まない。-11c
IEQc5Indoor Chemical and Pollutant Source Control室内 化学物質 、
有害物質の制御
入居者の快適性や健康にとって有害な室内空気汚染を低減する。以下のすべての対応を行う。
□建物入口に長さ3m以上の導入路を設け、グレーチング、あるいは玄関マット等を引く。
□清掃用具置き場、プリンター室などの汚染物質を排出する室は上下スラブ間を壁で仕切り、かつ負圧にする。
□機械換気システムには高性能以上のフィルターを入れる(米国のフィルター基準ではMERV13以上相当)。
(その他、詳細規定あり。)
ASHRAE 52.2-199911d
IEQc6.1×Controllability of Systems: Lightingシステムの制御性:照明多人数が使用する室内において高レベルの照明制御システムを提供し、生産性や快適性を向上させる。
以下のすべての対応を行う。
□オープンオフィスでは90%以上の使用者個人デスクにタスク照明などの照明制御システムを提供する。。
□共有マルチスペース(会議室など)にグループのニーズや好みに合わせた調整が可能な照明制御システムを提供する。
-1-d
IEQc6.2 (NC)
IEQc6 (CS)
Controllability of Systems: Thermal Comfortシステムの制御性:温熱快適性個人あるいはグループが快適な温湿度を調整できる機能を提供し、入居者の快適性や生産性を向上させる。以下のすべての対応を行う。
□使用者の50%が個人的に調整できるシステム(タスク・アンビエント空調や開閉式窓等)を導入する。
□共有マルチスペース(会議室など)に空調コントローラーや開閉式窓等を設け、各々のエリアで調整できるようにする。
ASHRAE62.1-200711d
IEQc7.1 (NC)
IEQc7 (CS)
Thermal Comfort: Design温熱快適性:設計使用者が快適で生産性が向上するような温熱環境を提供する。□ASHRAE Std. 55-2004の要求事項に合致するように、空調システムを設計し、(快適条件の温度・湿度設定等)、それが快適域にあてはまることを示す。(その他、欧州基準での規定もある)
- ASHRAE 55-2004
- CIBSE 10-2005
11d
IEQc7.2×Thermal Comfort: Verification温熱快適性:検証使用者の温熱快適性を確保する検証のしくみを提供する。
□IEQc7.1に定める快適性基準を満たしていることを確認するための恒久的モニタリングを設置し、竣工後に快適性アンケートを実施する。アンケート調査は入居後6-18ヶ月以内に実施、匿名回答にて調査。20%を超える使用者が熱的快適性に不満を持っている場合、是正処置を講じることとする。ASHRAE 55-20041-d
IEQc8.1Daylight & Views: Daylight昼光利用と眺望:昼光常時人がいる室内エリアに昼光を導入する。窓外への眺望を確保されているので室内から屋外への関連が視認できる。居住エリアの面積75%で昼光の利用が可能な計画とし、そのエビデンスを出す。
そのやり方として、以下のいずれかの対応を行う。
○コンピュータシミュレーションによる
または、
○規定机上計算手法による
または
○計測による
または
○上記の組み合わせによる
但し、上記全てにおいて、グレアにも配慮する必要がある。
ASTM D1003-07e111d
IEQc8.2Daylight & Views: Views昼光利用と眺望:眺望確保常時人がいる室内エリアに昼光を導入する。窓外への眺望を確保されているので室内から屋外への関連が視認できる。□規定の手法による計算で、居住エリアの90%以上で着座位置から外部への眺望が確保されている。(詳細な計算方法がある)11d
Innovation in Design設計における革新性66
IDc1.1Innovation Credit 1先進的 な取り組み評価基準以外の先進的な取り組みの評価以下の3種によるボーナスポイント(全合計で5点以内)
○Innovation in Design:革新的な設計。新アプローチや革新的な技術等への評価ポイント(max5点)
○Exemplary Performance:指定クレジットでの要求値を上回る場合への評価ポイント(max3点)
○Pilot credit:パイロットクレジットへの適合での評価ポイント(max4点)
1 ~ 51 ~ 5d/cボーナス
IDc1.2Innovation Credit 2先進的 な取り組み同上同上d/cボーナス
IDc1.3Innovation Credit 3先進的 な取り組み同上同上d/cボーナス
IDc1.4Innovation Credit 4先進的 な取り組み同上同上d/cボーナス
IDc1.5Innovation Credit 5先進的 な取り組み同上同上d/cボーナス
IDc2LEED Accredited ProfessionalLEED   APLEED が要求する統合的な設計を支援、促進する。□LEED AP (認定プロフェッショナル)がプロジェクト全体的に参加していること11c
Regional Priority 地域における重要項目44
RPc1.1WEc1 water Efficient LandscapingWE c1特定の地域で優先される環境問題への配慮項目を重み付けし、促進する。左記のクレジットでポイントを取得するとさらに1点ボーナス得点が追加される。
左記6項目のうち4項目(max4点)まで獲得可能。
1 ~41 ~4d
RPc1.2WEc3 Water Use ReductionWEc3同上同上d
RPc1.3EAc1 Optimize Energy PerformanceEA c1同上同上c
RPc1.4EAc3 Enhanced CommissioningEA c3同上同上d
RPc1.5EAc5 Measurement and Verification EAc5同上同上c
RPc1.6MRc5   Regional MaterialsMRc5同上同上d
(備考)110110d : 設計時  c : 施工時
1.   prerequisite: 必須項目  credit: 加点項目