2025年GBJ会員アンケート調査結果

この度、会員の皆様のニーズを把握し、より良いサービスを提供することを目的として、アンケートを実施いたしました。
その調査結果をご報告いたします。調査結果は、今後のGBJの活動やより良いサービスの提供の参考にさせていただきます。ご協力ありがとうございました。

 

1. 調査の目的

法人会員の皆様のニーズを把握し、より良いサービスを提供するため

 

2. 調査対象

GBJ法人正会員/正会員/一般会員/WEB会員/学生会員/教育機関賛助会員

 

3. 調査方法

インターネット調査:会員の皆様に電子メールでアンケートのご回答を依頼し、アンケートフォーム(設問数16問)に回答いただきました。

 

4. 調査期間

アンケート実施期間:2025年5月8日~2025年5月16日 計9日間

 

5. 調査結果の回収状況

回収数 52名(配布数303名) 回収率 17%、うち有効回答数52名

 

6. 調査結果の概要(要約)

・会員属性
回答者の過半数(58%)が法人正会員であり、年代別では40代(29%)と50代(29%)が中心層を占めています。業種別では、「専門・技術サービス業」(23%)が最も多く、次いで「建設業」(21%)、「不動産業」(15%)、「製造業」(15%)が続いており、グリーンビルディング分野に直接関連する専門家層が厚いことが伺えます。

 

・入会目的
入会目的としては、「LEED, WELL, SITESなどグリーンビルディングの知識や情報を得るため」(48回答)が圧倒的に多く、次いで「グリーンビルディングに関する人的ネットワーク構築のため」(34回答)が続きました。知識習得とネットワーク構築への高いニーズが明確です。

 

・GBJ活動内容の有用性
最も役に立っている活動内容は「GBJウェブサイト」(33%)であり、次いで「GBJセミナー(見学会含む)」(19%)、「GBJシンポジウム」(13%)が上位を占めました。
「ウェブサイト」は、設問2-1(複数回答)でも「GBJセミナー」「GBJシンポジウム」に次いで3番目(15回答)に役に立つとされており、情報提供の主要なチャネルとして引き続き高い評価を得ています。

 

・運営委員会への参加状況と意向
回答者の81%が運営委員ではないものの、運営委員になった理由としては「グリーンビルディングに関する自社のビジネスチャンスや人的ネットワークを構築するため」(9回答)が最多であり、活動を通じたビジネス拡大への期待が伺えます。
運営委員の役割としては、「グリーンビルディングやグリーンビルディング認証推進の目標を共有し、ともに活動する場」(40%)が最も重視されており、GBJの活動理念への共感と貢献意欲が高いことが示されています。毎月の運営委員会で最もやりたいこととして、運営委員の70%が「グリーンビルディング推進のためにやるべきことに関する議論」を挙げており、活発な議論を通じたGBJの活動推進への期待が強いことが明らかになりました。

 

・GBJセミナーへの参加状況
2024年のGBJシンポジウムについては、「参加もアーカイブ視聴もしなかった」が最多の18回答である一方、「参加した」(13回答)、「社内にシンポジウムを周知した」(11回答)と一定の関心が見られました。
過去1年間のGBJセミナーにおいては、「参加した」(20回答)が最も多く、次いで「参加もアーカイブ視聴もしなかった」(16回答)、「アーカイブ視聴した」(12回答)となっており、リアルイベントへの参加意欲の高さがうかがえます。

 

・会員向けコンテンツの要望
今後役に立つコンテンツとして、「グラフで見るLEEDとWELLの今(日本の認証件数などの動向公開)」(30回答)が最も多く、具体的なデータやトレンド情報への高いニーズが示されました。次いで「LEED・WELL認証に関する資料の公開」(23回答)と「WELL認証取得事例の紹介」(23回答)が並び、認証に関する詳細情報や事例への需要が高いことがわかります。

 

・会費の認識と継続意向
年会費については、79%が「適正」と回答しており、会員の大半が現行会費に納得していることが示されました。「やや高い」はわずか4%でした。今後のGBJ会員継続に関しては、「そう思う」(61%)、「大変そう思う」(27%)を合わせると88%となり、約9割の会員が高い継続意向を示しており、GBJのサービスに対する総合的な満足度の高さが裏付けられました。

 

・その他意見
設計会社やゼネコンの意識が高い一方で、他の不動産関連団体(日本ビルヂング協会連合会、JFMAなど)や管理者関係者の参加割合が少ないという指摘がありました。グリーンビルディング思想の普及には、これらの層への普及・啓蒙、事例紹介活動の強化、イベント協賛の取り付けなどが重要であるという提言が寄せられています。

 

7. 調査結果の詳細

会員種別を選択ください。

 

あなたの年代をお答えください。

 

業種

 

【設問1】会員として入会された際の目的を選択ください。(複数選択可)

 

【設問2-1】上記のGBJの活動内容の中で、上記2で回答いただいた内容以外で皆様のお役にたっている内容を選択ください。(複数選択可)

 

【設問3】 2024年10月に開催されたGBJシンポジウム「都市と建築のグリーン化 新たなまちづくりのビジョン~構想から実践へ 脱炭素の次なるステップ~」について、あてはまるものを選択ください。 (複数選択可)

 

【設問4】過去1年間のGBJセミナーについて、あてはまるものを選択ください。(複数選択可)

 

 

【設問5】どのような会員向けコンテンツが役に立っていますか。もしくは今後どのような会員サービスがあるとよいですか。あてはまるものを選択ください。(複数選択可)

 

【設問6】GBJには運営委員会という組織があり、個人正会員、学生会員、法人正会員の方が希望する場合、原則運営委員になることができます(個人正会員は推薦者必要)。運営委員になると、毎月第3火曜日18時半から20時まで運営委員会の会議に参加でき、年次シンポジウムの運営や各種ワーキンググループ活動を含むGBJのあらゆる活動に自主的に参画する機会が得られます。 あなたは運営委員会の運営委員ですか。

 

【設問7】(【設問6】で、はいと回答した方)
運営委員になったのはなぜですか。あてはまるものを選択ください。(複数選択可)

 

【設問8】(【設問6】で、はいと回答した方)
運営委員会はあなたにとってどのような役割・位置付けの場ですか。最もあてはまるものを1つ選択ください。(複数選択不可)

 

【設問8-1】(【設問6】で、はいと回答した方)
運営委員会はあなたにとってどのような役割・位置付けの場ですか。上記設問8で回答いただいたもの以外であてはまるものを選択ください。(複数選択可)

 

【設問9】(【設問6】で、はいと回答した方)
毎月の運営委員会で最もやりたいことは何ですか。あてはまるものを1つ選択ください。(複数選択不可)

 

【設問9-1】(【設問6】で、はいと回答した方)
毎月の運営委員会でやりたいことは何ですか。設問9で回答いただいたもの以外であてはまるものを選択ください。(複数選択可)

 

【設問10】(【設問6】で、いいえと回答した方)
運営委員会に参加しないのはなぜですか。最もあてはまるものを選択ください。(複数選択不可)

 

 

【設問13】現在ご負担いただいている年会費について、最もあてはまるものを選択ください。(複数選択不可)
個人:正会員2万円・一般会員1万円・学生会員無料 WEB会員3000円
法人:プラチナ会員100万円・ゴールド会員50万円・シルバー会員25万円・グリーン会員10万円

 

【設問15】今後もGBJの会員を継続したいとお考えですか。最もあてはまるものを選択ください。(複数選択不可)

以上

 

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