「WELL」の採用が世界的に拡大。面積ベースで60億平方フィート(約5億5740万㎡)に到達。
この事実は、137ヵ国、約10万箇所で「人を第一に考える空間」を実現していることを示し、「WELL」が世界中で大きな市場浸透を果たした証といえる。「WELL」は、健康的な建物や組織の世界的な基準であり、フォーチュン・グローバル500企業の180社以上に活用され、推定3,000万人の健康とウェルビーイングを支援している。
「WELL」の採用は、2020年初頭から12倍に急拡大しており、不動産業界をはじめとする主要産業が、人を中心とした職場戦略を実現する為、多大な投資をしていることを示す。市場評価に基づくと、「WELL」を導入しているグローバルな不動産ポートフォリオは、保守的に見積もっても運用資産総額で推定2兆ドル以上に相当する。
IWBI社長兼CEOのレイチェル・ホッジドン氏は、以下のように述べる。
「このマイルストーンは、新たなパラダイムの到来を示している。健康を優先することはコストではなく、成長の原動力である、」
「“WELL”は人とそのウェルビーイングに関して、特に焦点を当てており、より良い健康結果、強い財務リターン、高パフォーマンスの人材を生む原動力となっている。だからこそ、これほど多くの市場が“WELL”を受け入れている。60億平方フィートという規模は、ロサンゼルスのオフィススペースの13倍であり、英国の商業スペース全体に迫る勢いである。」
今や企業は、従業員の身体的・精神的健康を支援する環境づくりに注力しており、優秀な人材の獲得と定着、エンゲージメントの向上に繋げている。
IWBI記事 原文(2025年7月10日)