LEED v5と室内空気管理における次なる大きな転換

 

LEED v5では、室内空気質に関する機能がさらに強化され、建物の運用段階において、より積極的かつ継続的な検査やモニタリングが促進されることになります。

 

ワシントンD.C.のUSGBC本部では、施設管理チームが空気質モニターとそのQRコードを紹介しており、こうした取り組みが現場レベルで進んでいる様子がうかがえます。
1998年の創設以来、LEED認証制度は室内空気質(IAQ)の改善に向けた先進的な取り組みを後押ししてきました。最低限の規制を超える換気設計の普及、空調システムのより一貫したコミッショニングの定着、高性能フィルターへの投資拡大、居住者が汚染物質にさらされるリスクを減らす運用管理の推進を、業界標準として定着させる役割を果たしました。さらに、製品メーカーに対しても、低排出素材や安全性の高い成分を用いた製品ラインへの転換を促してきました。

 

USGBC articles 原文(2025.9.16)

https://www.usgbc.org/articles/leed-v5-and-next-big-shift-indoor-air-management

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