
IWBIは、WELLプログラムの大幅な拡大を発表しました。不動産会社やファンドが、ポートフォリオ全体において健康・ウェルビーイング戦略を柔軟かつ効果的に展開できるよう、新たに2つのレーティングが新設されました。
- 新設された2つのレーティング
新設されたレーティングは、建物躯体(ベースビルディング)における 「インフラ(ハード面)」と「運用(ソフト面)」のそれぞれに特化しています。
WELL Real Estate Rating
【対象】不動産ファンド、REIT、アセットマネージャー
【焦点】ベースビルディングのインフラ整備(ハード)
【内容】室内環境品質を支えるシステム、アセットとコミュニティのレジリエンス、責任ある建材選定など、ハード面の性能を評価し、長期的な資産価値とテナント価値を向上させます。
WELL Operations Rating
【対象】プロパティマネージャー、アセットマネージャー
【焦点】ベースビルディングの運用・維持管理(ソフト)
【内容】建物システムのメンテナンス、室内環境品質(IEQ)のパフォーマンス、レジリエンス対応方針、テナント体験の向上など、運用面の卓越性を評価します。
- 導入のメリットと戦略的意義
これらのレーティングは、WELL認証の戦略から派生したもので、以下の価値を提供します。
- 段階的な評価獲得:フル認証を目指すプロセスにおいて、初期段階で第三者評価を獲得することを可能にします。
- ESG・GRESB対応: 獲得した評価は、GRESBへの報告、投資家とのコミュニケーション、サステナビリティレポートなどで活用でき、ESGパフォーマンスにおけるリーダーシップを実証できます。
- テナント誘致と維持: 健康に配慮したベースビルディングを提供することで、テナントの生産性を高める基盤となり、強力な差別化要因(リーシング優位性)となります。
- IWBIリーダーシップのコメント
IWBIのRachel Hodgdon CEOは次のように述べています。 「これらのレーティングを取得することで、不動産業界のリーダーたちは、ポートフォリオ規模での評価獲得という新たな機会を手にし、より広範な組織目標の達成に向けた歩みを進めながら、テナントや投資家との信頼を即座に築くことが可能になります。」
IWBI記事 原文(2026年1月29日)

