WELL Health-Safety Ratingで自信をもってWELLの旅へ

 

アジア太平洋地域の5つのプロジェクト

 

2022年にアジア太平洋地域において、約1,000カ所近く、420万㎡を超える不動産がWELL Health-Safety Rating(WHSR)に登録または達成しました。COVID-19時とそれ以降の諸問題への対処としてWHSRの導入により、様々なタイプの施設における健康・安全・ウェルビーイングを第一に考える機会を提供しました。5つの事例を紹介します。
① Active Super:豪大手退職給付基金Active Superは、5月にはポートフォリオの8つのオフィスビル全てにおいてWELL Health-Safety Ratingを取得しました。「NABERS Sustainable Portfolios Index 2022」でも上位にランクインし、環境と社会のサステネビリティにおける豪全土でリーダーであり続けている。

② Eden Park:ニュージーランド国立競技で、オールブラックス本拠地であるイーデンパークは、スポーツマンシップのシンボルだ。Nick Sautner CEOは「WHSR認定は、イーデンパークがAustralasia地域のスタジアムビルや公共空間のスタンダードであることを確認させるものだ」と言う。

③ Lendlease:Lendlease社の高齢者向け住宅Ardor Gardensは、2022年に上海のポートフォリオ全体でWHSRを達成し、全体として、世界中の600以上の高齢者向け居住施設WHSRまたはWEL認証取得を目指して登録または達成しており、面積では250万㎡以上となっている。
④ Standard Chartered Bank:WHSRを活用して、欧州、北米、アジア、アフリカ、中東の45拠点で健康、安全、福祉を優先させた世界有数の金融機関の一つ。ここまでの道のり見ると、多国籍企業がどのようにWELLフレームワークをロードマップとして使用し、あらゆるレベルの関係者に明確かつ自信を持ってコミュニケーションしているかが分かる。
⑤ Stockland Property Group:同社運営の8タウンセンターでWHSRを達成した豪で初の不動産グループとなった。Jessica Cooper最高製品責任者は「ストックランドは、人を中心に据えた場所を創造することで、つながりのあるコミュニティを実現し、買い物客、スタッフ、お客様の健康と安全を優先させるという模範を示した」と語った。

 

IWBI 記事 原文(2022.11.21):

https://resources.wellcertified.com/articles/embarking-on-a-journey-of-well-with-a-rating-for-confidence/

 

 

 

関連記事