「Healthy Workplaces Coalition―健康的な職場のための連合」が規模を倍増し、新たな政策機会を見据える

 

同連合は先月、ワシントンD.C.で初回対面会議を開催し、今年の政策機会について議論した。2022年5月、同連合はワシントンD.C.の連邦政策の表舞台に登場し、より健康で安全な建物を提唱するため、40以上の組織メンバーと共に発足した。それから1年も経たないうちに、より多くの組織、業界リーダー、業界団体が、健康的な職場を支援する政策を推進するというミッションに賛同し、連合のメンバーはほぼ倍増した。

国の政策立案者を教育することで、連合は、企業が従業員や施設内のすべての人の健康、安全、幸福を増進させることができる職場の改善や戦略を実施に向けて、連邦政府による支援施策の提案に重点を置いている。過去2回の議会では、健康的な職場を作り、維持することを企業に奨励することを目的とした法案が12本近く提出され、健康的な建物政策に対する勢いは増している。

先月行われた最新の連合会議では、同連合のメンバーが集まり、今年の政策の機会について議論し、最近発表された関連研究などの報告書を紹介する時間も設けられた。この会合は、連合にとって初の対面式会合であり、2017年に世界で初めてWELLとLEEDプラチナ認証を取得した素晴らしい空間である米国インテリアデザイナー協会(ASID)の本部で開催された。

同会合で、連合は、室内空気質(IAQ)政策の機会に焦点を当てたワーキンググループと、健康的な職場を促進するのに役立つ行政措置を特定することに焦点を当てたワーキンググループの2つを設置した。

同時に、AAFA(米国喘息及びアレルギー財団)を最新の運営委員会メンバーとして迎えた。同連合の運営委員会は12団体で構成され、より大きな連合をリードする役割を担う。他の運営委員会メンバーには、ISSA(世界クリーニング業協会)、米国建築家協会(AIA)、アメリカ暖房冷凍空調学会(ASHRAE)、米国インテリアデザイナー協会(ASID)、国際ビルオーナー・マネージャー協会(BOMA)、グリーンシール、国際インテリアデザイン協会(IIDA)、国際施設管理協会(IFMA)、不動産ラウンドテーブル(RER)、米国グリーンビルディング評議会(USGBC)などがある。

運営委員会に加え、国際WELLビルディング協会(IWBI)は連合の共同事務局として、グループの四半期ごとのミーティングと継続的な政策活動を監督する立場にある。

連合への参加にご興味のある方は、jason.hartke@wellcertified.com までご連絡のこと。

 

 

IWBI 記事 原文(2023.4.27):

https://resources.wellcertified.com/articles/healthy-workplaces-coalition-nearly-doubles-in-size-sets-sight-on-new-policy-opportunities/

 

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