行動のためのグローバル・フレームワークを発表

 

国連総会で「健康的な室内空気に関するグローバル委員会」が発足してから1年後、委員会は「行動のためのグローバル・フレームワーク」を発表しました。
40か国以上、200人を超える専門家が作成したこのフレームワークは、誰もが健康的な室内環境で過ごせるよう、世界各地の取り組みを導く行動計画です。
IWBIのレイチェル・ホジドン氏、リック・フェドリッツィ氏ら委員会のメンバーが、フレームワークの意義や今後の展望を語っています。

 

レイチェル・ホジドン氏(IWBI社長兼CEO)
「組織の枠を超えて協力すれば、より大きな成果や新たな可能性を生み出せます。私たちは今、その決意を行動に移しています。」
「室内空気の質は、長く見過ごされてきた公衆衛生上の課題です。室内の空気は、屋外より2〜5倍汚染されていることがあります。問題を指摘するだけでなく、建物内の空気を左右する制度や市場、社会の期待を変える計画が必要です。このフレームワークは、世界のリーダーが連携し、誰もが健康的な室内空気を得られるようにするための道筋を示しています。」

 

ジョージア・ラグダス博士(ブラウン大学公衆衛生大学院パンデミック・センター上席研究員、Air Club共同創設者)
「この1年で、室内空気の問題を世界のさまざまな場で取り上げようという動きが急速に広がりました。このフレームワークが、政府などと共有される行動の出発点になることを願っています。」

 

ジョセフ・G・アレン博士(ハーバード大学准教授、ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院「健康的な建物プログラム」ディレクター)
「健康への効果を考えれば、室内空気への投資は明らかに価値があります。」
「パンデミックをきっかけに、室内空気への関心が高まりました。以前は緩やかなつながりだった研究者や関係者の集まりが、今では大きな運動になっています。このフレームワークによって、健康的な室内空気を当たり前にするための明確な道筋と、実行すべき具体的な行動が示されました。」

 

クリスティン・ブルックナー博士(M Moser Associatesディレクター)
「人は周囲の環境から影響を受けます。建物の素材や設計に加え、空気の質にも配慮することで、空間と人々の暮らしをより良くできます。
人は日々、約1万1,000リットルの空気を取り込みます。空気は酸素を届ける一方、病原体や汚染物質が体内に入る経路にもなります。健康的な空気を守ることは欠かせません。このフレームワークが、今を生きる人々と次の世代のより良い未来につながることを期待しています。」

 

リック・フェドリッツィ氏(IWBIエグゼクティブ・チェアマン)
「意志ある優れた人々が集まれば、大きな成果を生み出せます。皆さんのリーダーシップと、この取り組みへの貢献に感謝しています。製品や新たな活動を通じて、健康的な室内環境づくりが組織の文化や目標に根付いています。持続可能性と協働が結びついた、素晴らしい成果です。」

 

 

IWBI記事 原文(2026年9月23日)

https://resources.wellcertified.com/articles/launching-the-global-framework-for-action/

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