LEED認証を取得した動物園と水族館は、野生生物の保護と管理のモデルとなる

 

持続可能な取り組みを実践する3つの観光施設では、グリーンビルディングを通じて環境保全への価値観を体現しています。

水族館や動物園は、環境教育の場であるだけでなく、経済的にも大きな影響力を持っています。米国動物園水族館協会(AZA)によると、これらの施設には年間約1億8,300万人が訪れ、約20万人のフルタイム雇用を支え、年間で225億ドル以上の経済効果を生み出しています。

 

しかし、動物園や水族館の本来の目的は、世界の生き物たちを守り、思いやることにあります。希少種の保護プログラムの運営、動物の行動を研究、来館者に海外の自然環境への関心を促すなど、さまざまな活動を通じてその使命を果たしています。LEEDなどのグリーンビルディングプログラムは、こうした施設の計画・設計・運営を支援し、環境保全の価値観を体現する最先端の施設づくりに貢献しています。

 

USGBC articles 原文(2025.7.9)

https://www.usgbc.org/articles/leed-certified-zoos-and-aquariums-model-wildlife-stewardship

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