アフォーダブル住宅 米Housing Hope社の取組み等を紹介

 

日本でも住宅の問題に直面する人が増えています。

コロナ禍以前から、例えば、母子世帯は経済的困窮により1割以上が家賃を滞納しているそうです。 日本でも質がよく手ごろな家賃で住める住宅を作るために行動を起こす時期に来ています。

 

手ごろな費用で居住できる”アフォーダブル住宅”について 米Housing Hope社の取組みを 永積 紀子 氏(GBJ理事, (株)ヴォンエルフ)に紹介いただきました 。

Greenbuild2019の報告会での講演のダイジェスト版です。

 

(18:32) YouTubeにも掲載しています。

 

Housing Hope社では、30年も前から、ホームレスへの就業支援、アフォーダブル住宅の提供を行っています。

エネルギー・水・廃棄物のすべてをネット・ゼロにしないと取得できない、LEEDより厳しい建物の認証(Living Building Challenge)にアフォーダブル住宅の枠組みがあり、計画は、その基準に則って実施されています。 LEEDだけでなく色々な認証を活用し、サステイナブルで健康に配慮したアフォーダブル住宅を開発しています。

たとえホームレスであっても、家賃の高騰や立ち退きを心配することなく住める健康で質の高いアフォーダブル住宅に住み、コミュニティとつながり、希望をもって社会に復帰していくことを助けています。

また、有害物質を含まない建材の使用に力を入れていることも紹介されています。 貧しい層ほど有害物質にさらされる危険が多く、新生児の臍帯血からも化学物質が検出されています。 プラスチックは12%がビル業界で使われており、自然環境を永久に汚染し続け、回りまわって私たち自身も影響を受けています。

 

安い家賃で住める質の高い住宅の提供や就労支援により、教育格差の是正、ひいては、社会的格差の是正へ向かっていきます。