第47回GBJセミナー[講師の音声付資料] グリーンビルディング超入門

2019年2月19日(火)開催 

 

「グリーンビルディング超入門」を開催しました。 
サステイナブルな建物や健康に良い建物の歴史、 LEED、CASBEE、Living Building Challenge、SITES、GRESB、WELL、SDGs、Arcなどの概要を、講師が丁寧に解説致しました。

 

第47回GBJセミナー

<募集時セミナー案内はこちら>

主題:グリーンビルディング超入門

日時:2019年2月19日(火) 18:30-20:00

会場:アズビル株式会社 本社会議室

 

 

 

 

講師の音声付資料

グリーンビルディング超入門

フランサ・ジオニジオ氏(株式会社ヴォンエルフ)

 

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Q&A

 

Q1. Livin Building Challengeの国内取得実績がないとの事だが、その理由は?

技術的な面で取得ハードルが高い。
但し、プロジェクト毎に、運営機関(International Living Future Institute)との協議は可能でそれぞれの国の事情に沿って、特例での対応を行う場合もある。

 

Q2. 国内でのLEED申請数や普及率等の動向を教えて欲しい

LEED v4へのバージョン改定の直前は駆け込み需要が多かったが改定以降も継続的に需要はあるといえる。
また、最近ではWELL認証への関心が高まっているという印象がある。
 LEED認証システムの内、どのシステムの申請数が多い?
講師の所属する株式会社ヴォンエルフ社での実績では LEED Building Design and Construction(LEED新築)の申請数が多い。

 

Q3. SDGsは認証ですか?また、Net Zero Carbon Buildings Declarationとの違いは?

SDGsは認証ではなく目標です。
Net Zero Carbon Buildings Declarationについては現時点で講師も知見がありません。

 

Q4. 現在、LEED Zero認証を申請しているプロジェクトはありますか?

LEED Zero認証は2018年に始まった新しい認証という事もあり、実績としてZEBのプロジェクトであれば申請が可能の為、国内での普及に期待したい。
 LEED Zeroは第三者認証ですか?
第三者認証です。
 世界での取得実績はあるか
現時点では無いと聞いている。

 

Q5. LEED認証を、オフィス用途以外のプロジェクトで申請する事は可能か

対応する事は可能。
但し、LEEDはオフィス用途向けに作られた認証システムという事もありオフィス用途以外のプロジェクトであれば取得が難しい場合が多い。

 

Q6. LEED認証は米国での普及と比較し、日本での普及率が低いと感じる。なぜか

あくまでも個人的な意見だが、日本国内では一般的な建物全てに認証をとる という意識は普及していないように思う。
最新の取り組みを対外的にアピールしたい等の要望がある際に、認証をとる傾向にある。
そもそも、米国と比較して建築プロジェクト総数が少ないことも一因。

 

Q7. LEED認証は5年に1度再認証を申請し、更新する必要があるか

LEED BD+Cをはじめとする「設計 」を評価対象とするシステムでは、新築時に一度評価を受けるだけですが「運用」を評価対象とするLEED O+Mでは認証取得後なにもしないと5年で認証が切れてしまう。継続的に認証された状態を維持するために、少なくとも5年に1度、更新が必要です。
 Arcの位置づけは
「設計」を評価対象とするシステムを取得したプロジェクトにおいて、「運用」時のパフォーマンスを確認したい場合や単なる見える化等に有効。

 

Q8. CASBEEは5年に1度のアップデートが必要か

CASBEEの場合は新築案件であっても、5年に1度の更新が必要。
 CASBEE自治体版と一般版との違いを教えて欲しい
CASBEE自治体版は、自治体毎に評価項目への重みづけを変えられる。
GBJコメント
CASBEEは主に日本国内で使用可能な設計者の為の自己評価ツールとして開発されている為第三者認証としては認められない。

 

Q9. LEED Zeroの3つのZeroは全てを満たす必要かあるか

・ゼロCO2排出
・ゼロ水使用量
・ゼロ廃棄物
3つのうちいずれかがゼロであれば、認証を取得する事ができる。

 

 

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